2013.08.22(木)

気をつけよう。

昨晩、バンド赤犬の練習が終わった0時過ぎ、黒門市場で犯行の現場に出くわした。

メンバーと二人で喋りながら、駐車場に向かうため堺筋から黒門市場に入り、東向きに歩いていると、ガシャンと自転車が倒れる音がした。2、30メートル先を見ると、自転車から人が引きずられている影が見えた。
夜中なので、喧嘩でも起こったのかと思い、そのまま歩いていくと、女の子が悲鳴を上げて地べたにしゃがんで泣き出し、三人の男が、もみ合っていたところだった。
状況から察するに「男女のもつれで喧嘩になり、手を上げた男に女の知り合いが止めに入った」くらいの出来事かと思った。場所と時間帯的にそんな事件は起こりやすい土地柄だ。

通り過ぎようとしたが、何か様子が違う。喧嘩じゃない。シリアスさが半端ない。
もみ合っている三人の男「茶髪の兄ちゃん」と「ガタイのよい兄さん」と「丸刈りの細ぶちメガネのハタチそこそこの男の子」が店先のシャッターに押さえつけ合い、だんご状態になっていた。

そこへ、おばさんが走り寄り
「私、警察に電話するから、あんた、絶対に離したらアカンで!」
と叫んで携帯電話で警察に通報していた。

ようやく、この人たちが知り合い同志ではナイことが読めてきた。そして、おばさんの電話のひとことで、状況を理解しだした。
「警察ですか!ひったくりです!来てください!場所は黒門市場の…」

ひったくり事件が目の前で起きていた。
被害者の若い女の子は大声で泣いている。
しかし、まだ三人の男の誰が犯人なのかよくわからなかった。
一旦、沈静化したかと思った瞬間、だんご状態の中、メガネの男の子が暴れだし、ガタイのよい兄さんが一発蹴りをいれたが、茶髪の兄ちゃんのヘッドロックを外し、メガネの男は一目散に堺筋方面に走り出した。ホントに一瞬の出来事だった。
すぐさま茶髪の兄ちゃんはメガネの犯人を追いかけて行った。

僕はやっと全ての状況を把握したが、すでに犯人は堺筋あたりまで走って逃げていた。今さら走っても確実に追いつかないだろう。
とっさの出来事に何も対応出来なかった。
事件をはじめから見たわけではないので、仕方ないが、確実に平和ボケしてた自分に気がついた。
そして、ここに反省と今後の対策を書き記します。

・靴をはく。
僕は昨晩、ビルケンのサンダルをはいていた。サンダルやクロックスでは、いざという時の対処が遅れるのがわかった。また、靴を履いた相手にサンダルで立ち向かうのは確実に不利である。

・無理に犯人を捕まえようとか、抵抗しない。
とっても危険である。犯行時の犯人は相手のことなど考えてもいないし、なりふりかまってもいない。実際、二人の男に押さえ付けられてもメガネの男は強引に跳ねのけた。必死なのだ。

・もし、犯人を捕まえたなら。
何人がかりでもいいので、どうにか犯人を押し倒し、地面に抑えつける。そして、両手の自由を奪う(両手を踏みつけるなどするか、ベルトなどを使って後ろ手で固めるのもよい)立ったまま、壁に押さえ付けたとしても、刃物などを持っている場合を考えると、危険。打撃は当たっても犯行時の犯人は興奮していて効かない。腹ばいにして抑え付けるのが安全だと思う。

・犯行を犯す者は、薄汚れたおじさん、ヤンキーっぽい者とは限らない。
昨日の犯人は、見た目は三人の男の中では一番普通な青年だった。先入観ダケで判断してはいけない。

・夜道の携帯電話を見ながらの一人歩きは無防備すぎ。
今回のケースでは被害者の女の子がどんな状態で歩いていたかわからないが、泣きやんだ後で、彼女が自転車の男につけられていたのかもと、語っていた。周囲の様子を把握して生活することは外出先では怠ってはいけない。

・日本だからって安全ではない。
いつもの通り道でも事件はおきる。暗い場所でなくとも起こりうる。ただ、出くわさないだけなのだ。

その後、警察を呼んだおばさんと、茶髪の兄ちゃんは親子だったことがわかった。素晴らしい連携だった。
犯人は逃走してしまい、現場に戻ってきた茶髪の兄ちゃんは靴の片方を何処かに無くしたらしく、辺りを見回すと、とっくみ合っていた道のはしに彼のクロックスの片方が落ちていた。
彼は片方裸足で犯人と、もみ合い、追いかけて、取り逃がすまでソレに気づかないで対応していたワケで、彼も興奮していたのだろう。
落ち着いて見ると、茶髪の兄ちゃんはアディダスのスポーツアンダーウェアを着ており、体格をみて普段から身体を動かしている人のようだった。そんな彼でも追いつけない程、犯人は猛スピードで逃走したのだ。

そして、警察官が来て、検証が始まったので、僕たちはその場を後にした。

犯人は自転車で後ろから女の子に近づき、カバンをひったくろうとしたが、うまくいかず、転倒したところを取り押さえられたので、そのまま自転車を乗り捨て、逃亡していた。
ショックだったのは犯人がハタチそこそこの若者だったこと。真新しい自転車を置いて逃げた。盗難自転車かもしれないが、自転車の鍵がちゃんとささっていたので、多分、犯人のものだと思う。オマケに自転車の鍵だけでなく家の鍵みたいなものや、いくつかの鍵が束でついたままだった。後先考えず犯行に及んだのか、いや、そんなことはどうでもいい。

悪い事をする人間はどこにでも潜んでいる。社会のルールがあるから大丈夫と日和って生活していてはよくない、危険に遭わない工夫と、もしもの時の対策は考えて生活を送ることは必要ですね。

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